VOX ver0.5
SCENARIO_PROT SAGIZUKA
MAKING_WRITER EKIYA

*Ryoji...

“歌いたい”

あいつの残した最後の言葉は、それだった。
―――……それしか出来ない人だった。
それでも、そのたった一つの言葉に皆が涙した。
最後の会場でアンコールの声の最中に息絶えた。

押し寄せるファンと救急車で運ばれていく彼。
病院で横たわった彼は、満足げに笑っていた。

―――本当はそのアンコールで新曲をやるつもりだったんだそうだ。
……別に、どうだって良いのだが。

先日、変な人たちに会った。
妙に言葉使いの悪い男と強気そうな女性。
まぁ何も言わずに見てればただのカップルだがその二人に絡まれた。
正直ウザイなと思たし、ミヤコもすぐ傍に居たので手早く退散することにした。
だが。
そいつらはどうも、あいつの知り合いらしい。

―――良く見れば。
あの、ギタリストではないか。
2年も前に姿を消して今頃現れた。
それも皮肉なことに俺の目の前に。
あの時の俺なら殴りかかっていただろう。
もう1年早ければ―――。
だが。
もう区切りはつけた。
もうあいつに振り回されるのはごめんだ。
もう、あいつに関わる事なんかごめんだ。
そのギタリストだって、その後の過労に倒れて、業界を去った。
それでも、許せなかった。

声を奪ったくせに。
夢を終わらせたくせに。
責任から逃げたくせに。
何で今頃、現れた。

「オイ。何でもいい。あいつの歌、一曲歌ってみろ」

煩い。


「お断りします。


 俺、あいつの歌、嫌いなんですよ」




嫌いだ。
あいつの歌った歌が報われたことなんて何一つ無い。
それなのに。
それなのにあいつは、
あいつは何で
“歌いたい”なんて―――っ

クソ兄貴―――





―――VoX―――



*Miyako...



―――アレって……ヒメちゃんのお兄さん……?
……と、彼女さんかなぁ……。

私にはあの二人に見覚えがあった。
というか、目の前の家のお兄さんである。
昔から不良で手を焼いていると聞いて、実際に会うことは少なかったがあまり良い印象は持っていない。
高校時代はバイクを乗り回していたみたいだし、寄ってきていた友達にもあまりガラの良い人は居なかった。
―――そのうちの一人が涼二のお兄さんであるのだが。
よくあんな人が居る環境であんなに真っ直ぐ育てたなぁヒメちゃん、と感心することも多々ある。
まぁ自分の家が煩い時は良く私のうちに来てたし、事情が分かってるし迷惑でもなかったのでいつも歓迎していた。
―――割と、逃げ場所があったことが幸いしているのかもしれない。
それならそれで光栄なのだが。
まぁそう育てたのは良い反面教師が居たからなのだろう。

ヒメちゃんとお兄さんはあんまり似ていない。
ヒメちゃんは長くてサラサラの艶のある光に当たると銀色に光る髪に、
きりっとした目でそれでも表情に独特のやわらかさを持ってて本当に美人だ。
身長も高くてスタイルがすごく良い。
運動はからっきしダメなんだけど……うん。凄いんだよ。
お母さんがモデルさんで今でも年齢不詳の一流モデルさんみたい。
将来は絶対どこかの専属モデルになると思ってたりする。
割りとそういうのも視野に入れてるみたいだしね。



―――さて、なんで私が涼二とあそこに居たか。
私は演劇部の部員。
あんまりクラブには興味が無かったんだけど、部長さんに勧誘されて入部した。
部内ではあんまり歓迎された空気じゃなかったけど……。
それで―――まぁ1年生に配役を振って7月の半ばにちょっとした発表会がある。
そしたら、いつの間にかヒロインに割り当てられてた。
ハンカチ食いしばって悔しがる主人公の友人の役の人とか、高笑いする主人公役の人とか結構人材には富んでいる部だ。
まぁそれはさておき。
私がヒロイン役を頂いてしまったのだがコレがプレッシャーで。
どうせなら掛け合いのシーンぐらい涼二に手伝ってもらえばすごくやる気が出るのでは、
と思って練習に付き合ってもらっていた。
この時間帯、大声が出せて人気の無い場所といえば―――あそこぐらい。
涼二はといえば台本を渡して歩いている間に覚えてしまったらしく、いきなり合わせて貰ってあの演技。
正直私じゃなくて涼二が演劇に入るべきなんじゃ無いかなと思う。

好きだって言われた瞬間はホント―――鳥肌が立って。
あの人たちが、来なければ―――……。







「おはよーヒメちゃん」
「おはよ。みやちゃんっ」

朝の挨拶。
コレを交わすことによって今日も一日始まったんだなぁと感じられる。
今日のヒメちゃんはいつもよりツヤツヤしてる。
なんていうか笑顔がまぷしいしちょっとだけ癖の入った髪がフワッと跳ねた。

「あれ、今日は嬉しそう。なんかあった?」
「……あたしも、ちょっとは隠し事できるようになればいいのに……」
「自分で言ってるようじゃまだまだだねっ」
「うん。まぁでも嬉しいことだし隠す必要も無いんだけど」
「へぇっ何なに?」
「あのね、お兄ちゃんが歌を書いたの」
「えっ!? お兄さんって……あの不良の?」

びっくりだ。昨日の今日で。
最近までただの引きこもりだと聞いていたし、
曲を作ったということはまた芸能界で働き出すのだろうか。

「不良だけど……。働けば稼げるからいいんだよ」
「そのへんクレバーだよねヒメちゃん」
「真夜姉ちゃんにも迷惑がかからなくなるし……っ」
「真夜姉ちゃん…………て、赤髪のお姉さん?」

なんとなく頭をよぎったあの人。
何だろう、とっても印象的な背格好。

「あれ? 知ってた?」
「うん。昨日会った」
「き、昨日!? 昨日のっ何時!?」

ヒメちゃんが驚く。
まぁ当然だろう。めったに外に出歩かない人に出会ったのだから。

「え、うん。夜に海岸通で……涼二が絡まれたの」
「―――あ……っの……タレ目っっ」
「あははっ大丈夫だよ何もされなかったし。
 その真夜さんが止めてくれたから」
「そ、そうなんだ……よかったぁ……あ、みやちゃんも一緒だったんだ?」
「うん」
「ごめんねっホント口が悪くてあのお兄ちゃん」
「ま、まぁ……恐かったけど、何とかなったよ。
 ヒメちゃんのせいじゃないし……ただ、涼二が……」
「りょ、涼二がっ!?」
「えと、お兄さんの話持ちかけられて、ちょっと凹んでた」
「……そっか……謝っとかないと」

「別にそんな必要は無い」

いきなり私達の会話に割って入ってきた涼二。
今日は後ろから現れた。

「涼二っ……その……ごめ」
「だからいいって。別に気にしてないし」

その言葉にしょんぼりとうな垂れるヒメちゃん。
かわいい。
じゃ、なくて。

「涼二謝りたいんだよ……ヒメちゃん、お兄ちゃんの保護者だもん」
「保護者じゃないよっ」
「あの人がどういうつもりで俺の前に現れたのか知らないけど。
 多分昨日まで存在すら知らなかったろうし」

涼二はふんっとため息をついて私達に並ぶと無表情に歩き出す。

「でも、何で? お兄さん同士は知り合いだったんでしょ?」
「ウチに来たこと無いからな。というか兄貴が呼ぶの嫌がったんだ。
 兄貴は親に会うのも嫌がってたしな」

―――まぁ普通、あんなガラの悪い友達は歓迎されないだろう。
しかも涼二の家は、確かスポーツ会社の社長さんで、ガチガチの英才教育をされて育ってきたようだ。
それをあの人が受け入れるわけも無く、すべて涼二が受け持った。
だから今成績は優秀だし将来とても期待されて―――。

「涼二は……さ」

聞きたくなった。
不意に湧いて出る質問。
私は割りと唐突にそういうことをしてしまう。


「何で、優一さんの歌が嫌いなの?」


涼二は、一度こちらを振り向いて、口を開きかけてそれを深呼吸にかえた。
何かを考える素振りを少しだけ見せてはっきりとこう言った。


「なんでもない。嫌いなんだ。ただあの声が。
 気にするなとっとと学校行こうぜ」

それだけ。
彼は言って私たちを置いて歩き出した。
置いていかれたんじゃなくて、前にシュウくんが居たからだ。
涼二がどつくと今日と言う今日は許さんっと言う柊くんと二人で喧嘩を始めたが5秒でやめて仲良く話し出した。

「……聞かなきゃ良かった」
「あはは……仕方ないよ」
ヒメちゃんに撫でられて慰められる。
こうなったら元気を出さないわけには行かない。
涼二にだって色々あった。
あの時の悲惨な状態を知っているからこそこれ以上は聞けない。
ええい。難しい事は学校の机でだけ考えればいいかっ。
「むむぅ。隊長、私いってきます」
私はそうヒメちゃんに言って二人の所に駆け出した。
「えっあっ、まってーっ」














チャイムが鳴った。
この後は……体育!
しかもしかも。
今日は特別なのだ。



「みやちゃーん! 体育だよっああっ休んでいいかなっ!?」
がっくんがっくん視界が揺れる。
ヒメちゃんにマラカスの如く振られている。
「ダメだよ! せっかく面白いのに!」
それでも笑顔でにっこり笑いかける。
ここで逃げられると折角の授業が楽しくない。
ヒメちゃんは恨めしそうに私を見ると先生を振り返った。
「先生ーっ生理きついんでやめていいですかっ」
あっ強行手段に出た。
「あら、織部さんは毎週生理がくるのかしら?」
女子の体育は女の先生が担当している。
私達を担当するこの先生もそうだ。
先週もか。
たった週にたった2回しかない体育なのにそんなに休んで成績は大丈夫なのだろうか……。
まぁ体育で1だからといってどうこうされる学校ではないのだが。
「いえっあのぅ……!!」
ヒメちゃんは基本正直者で、嘘を吐くと即座にばれる。
「諦めなさい。というか、織部さんは体育やらないから運動出来ないのよ?」
「うぅ……でも先生! 怪我したらどうするんですか!」
まぁ強いて言うなら毎回怪我はしているようだが。
綺麗な白い肌に沢山打ち身が出来ているのは確かに不安になる。
跡が残ったりしたら大変だとは思う。
「織部さんは頑丈だから大丈夫じゃないの? ほら、ならびなさい」
でも今までそんな生き方をしてきたはずなのに一つもそんな跡はないのだ。
とっても凄い体だと思う。
「……」
ヒメちゃんはとぼとぼと歩いて体育の列に戻ってきた。
ふふっナイス先生っ。
「残念だね〜」
「うう……みやちゃん助けてぇ」
「うんうん。助けてあげるからっ頑張ろうね〜」






今日の授業は、バトミントン。
怪我はしないと思う。
パートナーとなった人と10回ラリーを続けると今日の課題はクリアだ。
まぁ、当然助けてくれる人はいっぱい居るのだが今日のヒメちゃんは私が引き取った。
別にクリアできなくていいわけじゃないけどヒメちゃんと楽しみたいし。
と言うわけで。

「わわっ!」
「はいっヒメちゃん!」
「えっ! あっがっぷあっ」
ベチンッ!
スタートはヒメちゃんから。
ほぼ真横に高く飛んだシャトルを滑り込みながらヒメちゃんに返した。
取ると思ってなかったのだろうか、ヒメちゃんは慌ててラケットを振ったが何故か足に引っかかって盛大にこけた。
「大丈夫ヒメちゃん!?」
「へ、平気っ! ごめんっもっとかんばるっ」
「うんっ」
両手をグッと握り締めて決意を新たにまた構える。
私も何処に来てもいいように低く構えた。

「―――えいっ!」

スカッッ!!
「あはははっ織部さんラケット変な方向向いてるよ」
盛大に空ぶって隣の人に笑われる。
私のクラスの人じゃないから良くわからないけどヒメちゃんにに最初の打ち方をレクチャーしてくれているようだ。
あっヒメちゃんほっとけない病なのは私だけじゃないんだ。
ヒメちゃんはレクチャーを受けて再度私に体を正面に向ける。
さっきまで左に寄っていたのに真っ直ぐなフォームになった。
あの人教えるの上手いんだなぁと思った。

ヒメちゃんの打ったシャトルが高く私に放物線を描く。
とってもいい感じだ。
私もなるべく正確にそれをヒメちゃんの位置に打ち返す。
ヒメちゃんは思いっきりラケットを振りかぶってシャトルを狙う。
打ち落とされる……!
瞬時に気付いて私はダッシュでヒメちゃんとの距離を詰めた。
ヒュンッッ!
風を切ってラケットが楕円を描く。
ペコッッ!!
シャトルは見事ヒメちゃんのオデコに当たって跳ねていた。
「あいたっ」
ラケットは振り切っていて、足元。
またこけるかな、と思っているとそうではなかった。
ヒメちゃんがオデコに当たってからのシャトルを見失ったらしく、あれ? と腕を上げる。
ペシッ!
「えっ!?」
フワッとした軌道でシャトルが私の頭を通り越していく。
しまった―――!
タタッ!
即座に後ろに飛んでバックダイブしながらギリギリ追いついて打ち返す。
わあっっと歓声が上がった。
けど、声に反応している場合じゃない。
あのシャトルを追いかけるので精一杯だ。
私の打ったシャトルはあまり前には戻らなかった。
だが高く上がったため時間が稼げている。
即座に立ち上がるとヒメちゃんが前に走って詰めてきて下打ちで打ち上げる。
今度はヒメちゃんの後ろ―――!
私はヒメちゃんをターンでかわしてシャトルに追いつくと後ろに向かって打ち返す。
壁にぶつかる勢いで手をついて次のシャトルを追いかけるために振り返る。
みんな、シャトルを打つのをやめて私達の為に体育館が広く開いている。
此処まで続けたら何が何でもヒメちゃんには課題をクリアしてもらわなければ。
「わっわっえいっ!」
ひゅんっっ!
今度は斜め前にに飛んで弾道が低めだ。
「はいっ!」
体全部の瞬発力を総動員して走り出して落下地点に飛びつく。
普通なら絶対にこんな事しないだろうけどよりによってヒメちゃんだし私も頑張る。
流石にヒメちゃんの位置を狙うのは難しい。
だからなるべく高く飛ぶようにシャトルを飛ばす。
膝をすってジャージがテカテカしてきた。
まぁ良く動くとなるよね。
ガンバレーと皆が応援してくれている。
あと2回……!
ヒメちゃんが高く飛んだシャトルを見ながら追いかける。
そうだ、ヒメちゃんが当てて、それを私が打ち返せば終わりなのだ。
ダンッッ!
体育館の床に響く音。
強く踏み込んだんじゃない。
ヒメちゃんが―――こけた。
「ヒメちゃん!」
私は駆け出す。
別に、シャトルは関係なく。
全力で顔からこけたヒメちゃんは暫く目を覚まさないことだってある。
彼女が、ただ心配だった。

「―――っみやちゃん!」

でも、彼女は。
私の心配をよそに右手とラケットを伸ばして。

コンッ!

小さな、小さなバウンドだった。
ただシャトルがラケットに当たって跳ねただけ。
「取って―――」
それは―――彼女が私に取る事を望んだ
「―――うん、わかった!」
彼女に向かっていた足を一歩で大きく踏み切ってラケットを左手に持ち替えた。
私の出せる最大の能力、最大距離。
―――ッッ届かないかもしれない……!!

手をいっぱいいっぱい伸ばしても落下を始めたシャトルにはまだ距離がある。
両足もジャンプした後で伸びきった体勢。
進めない。このままじゃ体が床について減速してあのシャトルにはとどかない。

取ってって、言われた。
 じゃぁ取らないと。
ヒメちゃんだって頑張った。

 私も、全力で答えないと。


このまま距離を稼ぐなら―――……

右手!!


ダンッッ!!!

右手をついて体を少しだけ長く浮かせる。
更に体を前へ進ませるために力を込めた。
体勢が崩れてラケットが傾きかけるがラケットと床の間を狙って突き出す。

届け―――!

ガタンッ!!

体とラケットが床について目を瞑った。




目を開けると私のラケットの先でシャトルが転がった。



ダメ、だったのかな……。


シャトルが私の努力を笑うかのように小さく転がる。

シンとした体育館。
ヒメちゃんが頭を起こして私を見ていた。
なんだか途轍もない罪悪感がこみ上げてきた。
謝らないと―――。
「ゴメンねヒメちゃん」
「え、あ。ううん。
 
 ―――先生、今ので十回ですッ!」

あれ?
「ミヤコちゃん凄い!」
あれ? えっ?
「すっごーい! あんなの取れないよ普通!」
拍手がポツポツと始まって体育館全体に響いた。
あ、あれ??
どうして―――とれ、なかったよ?
「何が何か分からないって顔してるから言うけど、今フレームに当たってそこに落ちてるだけだからね」
初めにヒメちゃんに打ち方教えてくれた子が近くに来てそう教えてくれた。
ああ、打ててたんだ。
ギリギリ当たっただけって感じだけど……いいのかな……?
先生は私と目が合うと名簿に何か書いている手を止めて薄く笑って指で丸を作った。
よかった。
オッケーみたい―――え?

「みやちゃああああああん!!」

急に視界に影が入って驚いた。
ヒメちゃんが飛ぶように抱きついてくる。
「わっヒメちゃんっ」
「ありがとっ今の、カッコよかったよっ!」
「あはっありがと」
とても嬉しそうにヒメちゃんがは笑う。
―――良かった。
ギュウギュウ抱きついてくる可愛いヒメちゃんを撫でようと腕を上げて気付いた。

「いたっ」
「えっ!?」
「いや、ええと。うん。えへっ?」
思わず出た台詞を笑顔でかわそうとする。
「えへっじゃなくてっ! どこか怪我したの!?」
「いや? 全然大丈夫っ」
―――右手首を動かした時に少し痛みを感じた。
気のせいだと思いこんでそのままヒメちゃんの頭を撫でる。
「そっか……。ごめんね、色々無理させて」
「だいじょーぶっ私は運動得意だもんっ」
「うぅ。その1パーセントぐらいアタシにくれてもいいのに……」
「分けてあげたいんだけどね〜世の中無理っていっぱいあるんだよっ?」
無駄についたこの運動能力は大して生かされること無く私に付属している。
小さな大会で助っ人として色々やっていたが高校ではどうなんだろうなぁ。
弱い部とかにとても保護欲が出るというかヒメちゃん的な弱さを見るとどうしても助けたくなるのだ。
一番はまぁコレ。
ヒメちゃんは私に抱きついてきていて胸に顔を埋めている。
嬉しい事があるとニコニコして本当に嬉しそうな顔するからッ……もう!
こんな可愛い姿を見れるなら私は頑張るのだ。




まぁ、保健室には後で一応行くとして、よかった。



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