第79話『平行する世界』

*キツキ

「並行世界……?」
「そうですね。結論から言ってしまえば、私達は並行世界の箱の中に居ます」
ヴァンさんはそう言って壁に触れた。
「キツキ、貴方には今ここに10人全員の声がすると言いましたね」
「ええ」
確かに俺には聞こえる。

――皆この場所に居る・・・・・・・・





俺たちはコウキ達と離されてここに来た。
全員が神子とシキガミごとにバラバラにされたのにはすぐ気付いた。
でも一応全員の声は小さくとも俺の耳には聞こえていたしとくに心配するほどの事じゃないんだと気付いた。
ちなみにこの能力はランスから貰った肉体の特殊能力だ。
聞きたいと思っているものそれが聞こえる。
――聴力が距離を超越するのだ。
だが弊害は多い。
距離が長いと雑音が多いし、脳が一気に声を聞くのですぐに疲弊する。
すぐそこに居るように聞こえるのはとても都合がいいのだが……まぁ使いようと言うことだ。

俺はヴァンさんに向き直って話を聞く。
「これは私が体験してきたことからの憶測ですが――
 一部空間を並行世界として扱い、違う道を同じ時間に歩いているのです。
 この定義は難しいですが――4つの“迷路”という空間があるのだと認識してください」
「分かりました……ですけど、タケヒトは俺たちとは“違う”迷路を進んでいます」
俺達は壁画から左右に分かれる道を行った。
だがアイツだけ壁画を真っ直ぐ直進・・・・・・した。
つまり、俺たちとは違う空間に居るという事だ。
「――タイムパラドックス、と言う言葉は知っていますか?」

タイムパラドックス。
未来や過去を変えてしまうことだ。
時間の逆説と言われたりもする。
時間性の矛盾で、自分が過去や未来に行った事による影響をその前後に起こしてしまう事である。
ぶっちゃけそんなものを扱っているのはエスエフの小説か電波の飛んでいる奇妙な文庫ぐらいのものだ。
例えば自分が過去の自分を殺すと、自分は存在しなくなる。
だが、自分が存在しないのなら過去の自分は殺されなかった事になる。
さて、結果は?
そんなものはすべて“作者”の頭の中だ。
世界で言う所の”神様”。
例えその矛盾を補うために他の誰かに殺されるのだ、と書かれていても、
俺達はその“書かれた現実”を受け止めるしかない。
この世界では、それはどうなるのか?
そんな事、俺は知らない。
神様に聞いた所でそんな事出来ませんと言われれば終わりだ。
胡散臭いけどな。

ヴァンさんは軽く両手を広げてそのブルーの瞳を俺に向ける。

「並列する世界は“私達が来る事を知っていた”。
 私達が来ると予言された迷路はこう作られた。
 タケヒトたちが来ると予言された迷路はあのように作られた……。

 ――つまり、並列する世界はここに訪れる者のために姿を変えるのです」

訪れる者のために姿を変える。
最後の結論だけを飲み込めばきっとそうなんだろう。
こう話しているうちにも皆は色々な罠に引っかかったり、戦闘したりしている。
つまりはパラレルワールドに迷い込んだんだろう。色んな意味で。
ただでさえ信じがたい世界にこれ以上平行して何が起きようと飲み込むしかない。
今、あいつ等はあいつ等の世界で生きている。
ただそれだけが今の真実。


「と、平行世界を解説する時に私のお師匠様がそう仰いました」
真剣な顔から瞬時に悪戯っぽく笑うヴァンさんが凄くオチャメに見えた。
何か……コウキに似てないかこの人。
「超受け売りっぽいですよ」
「はい。超受け売りです。私もそこまで万能な者ではありません。
 知らない事は沢山有ります。
 私には声が聞こえませんし、見えている世界が私の全てです」
俺に聞こえる世界はヴァンさんには分からない。




「キっ……キツキぃ…………」
――忘れていた。
俺はその声に振り返ると悶々と頭から湯気を出すティアが地面に仰向けに倒れていた。
大人しいと思ったら倒れてたのか。
「どうしたティア。湯気出てるぞ」
彼女を立たせて知恵熱を測る。
結構熱い。
「むむ、難しいよーキツキー難しいー」
口から漏れる感じでブツブツと呟くティア。
「うん。つまりな……えーと……皆迷路の中を歩いてるんだ」
「そうなの?」
「そうですよティア。コウキもタケヒトもアスカも迷路の中で頑張っています。
 私達も頑張りましょう」
「うんっ! わかった! わかったよ!」
おお。こんなにも素直に言う事を聞くとは。
「すみません……迷惑かけます」
「いえ。すでにひとり育てていますから。何の支障もありませんよ」
ヴァンさんは優しい笑顔を浮かべると行きましょうと俺達を促した。
育ててるって……誰をだ?
まぁ所帯のどうこうを探ろうとは思わないのでそのまま流して俺は歩き出した。



*コウキ


「ヘクチッ」
「わーファーナかわいいくしゃみ〜」
シィルはファーナを撫でて和んでいる。
「た、ただのクシャミですっ可愛いとかないですっ」
恥ずかしいのか顔を真っ赤にして頬を膨らませるとファーナはその手から逃れる。
「何でクシャミした後ってちくしょーって言いたくなるんだろうな?」
「それはコウキだけかと……あ、お父様も良く言いますね」
おっちゃんと一緒かぁ……。
「唯のオヤジじゃん」
ビシッとシィルは俺を指差した。
「唯のオヤジって言うな! チクショー率は意外と低いんだぞ!」
「低いならあたしらに聞いても無駄だって気付きなよ……」
シィルが呆れた顔で溜息を付く。
「もしかしたら理解者が現れるかもしれないだろ?」
「そんなの求めないで下さい」
ファーナに一蹴される。
ちくしょーって言わない?
「きっと夢とか希望とか落としてるんだって」
「結構重大だ!?」
風邪引いたときは夢とか希望とか半端なく吹き飛ぶぞ!?
「ですね……」
冬になる度に何もかもを失った人間が増える、と。
最低な光景が頭に浮かぶな……。
下らない会話をしながら俺達は迷路攻略を再会した。





*キツキ



「コウキ達って何であんな下らない会話がダラダラと続けられるんだ?」
クシャミとちくしょーについてとかホントにどうでもいいだろ……。
「仲が良いからじゃないですか?」
「コウキと遊ぶの楽しいよ!」
ヴァンさんとティアが答える。
今ティアはヴァンさんの後ろをヒヨコのようにぴよぴよ付いていっている。
……まぁ……うーん……言いたくは無いが仮にも敵の仲間なんだが……。
貸してもらってるから今は仲間だと信じたいが……。
注意するように言うとヴァンさんにも悪いな……。

「ティアさん」
意外にも、ヴァンさんが先に動いた。
「はーい!」
呼ばれたティアが元気良く手を上げた。
アレは俺が叩き込んだ呼ばれたら返事をするという動作だ。
まだ小学生低学年程度の事しか教えてないので
「元気で良いですね。
 ……一つ覚えていてください」
「うん? なになにっ?」
「――私は貴女の敵です。あまりシキガミから離れて無防備にならないで下さい」
「敵? むぼーび?」
無防備に関してはまだ教えていない言葉だ。
ぴよぴよと首を傾げてヴァンさんに聞き返している。
それに嫌な顔一つせずに一つずつ丁寧に答えてくれた。
「敵って言うのは、悪い人の事です」
「ヴァン、悪い人なの?」
「そうです。貴女にとっては私は悪い人です」
「うぅ〜」
怒られたみたいにうな垂れる彼女。
でもすぐにハッと顔を上げて反論を始めた。
「でもっ泥棒とか、叩いたりとかしてるの見た事無いよっ」
おお。何となく育ててきた成果が見れて嬉しい。
一応真面目に育ってくれているみたいだ。
「これからするかもしれませんよ?」
それは屁理屈。
これからの事なんて誰だってわからない。
――でも、敵対する事が決まっている彼だからこそその言葉には意味があった。
「でも、まだしてないっやっちゃダメ! ダメだよ! 怒られちゃうよ!」
ブンブンと必死で身振り手振りでティアがヴァンさんを説得してる。
「怒られてもいいんです。だって私からすればティアが悪者なんですよ?」
「えっ!? ティア、悪い事したっ? しちゃったのっ??」
その言葉で急におろおろと俺とヴァンさんの間で視線を行き交わせるティア。
ヴァンさんは優しく首を振って小さく指を立てた。
「貴女は、神子です」
立てた指がティアを指す。
「うん……」
「ファーナも神子です」
更に指を少し動かして天井を指すようにして言う。
「うん」
リージェ様と言わずにファーナと言うのはティアに分かりやすくするためだろうか……
妙に違和感があったが、気にしない事にした。
「キツキはティアのシキガミで、コウキはファーナのシキガミです」
「うん」
「いつか、戦わなくてはいけません」
それは良く理解している事だと思う。
「……うん」
彼女はそれを知っている。
「私は、ファーナの味方です。だからもし、貴女がファーナと戦う事になったら――
 私も倒さなくてはいけない相手になるのです」
その言葉は一つ一つが簡単で、極丁寧な言葉だった。
ティアも、理解したからこそ沈黙して、ヴァンさんを見ている。
「だから、私は貴女の敵なんですよ」
――敵は、敵を目の前にしてこんな丁寧な説明はしないと思うけどな……。

「無防備にならないでと言うのは、キツキに守ってもらいなさいということです」
「キツキはっ守ってくれてるよ」
「はい。今は守ってくれています。だからそれを忘れないで下さい。
 いつでもキツキの傍にいて守ってもらいなさい。
 そうでなければ貴女はすぐに――……負けてしまいます」
それは切実な言葉だった。
事実、いま目の前に居るヴァンさんが殺そうと思えば彼女は容易く死んでしまうだろう。
――生が遅れたというハンデ。
それを補うために俺に付いたのがこの聴力だ。
曖昧な気持ちの連携ではなくて、確実に彼女の声を聞く事ができる。
だから俺は日々彼女に言葉を、使い方を教える。

「ヴァンさん……」
申し訳ないことをしている。
その役目はやはり俺がするべきことだった。
ヴァンさんは小さく頭を振って立ち上がった。
そしてゆっくりと俺を見た。
「私はリージェ様にお仕えする身です。彼女を守るべくは私の役目でもあります。
 ――ですが、貴方達には勝ち残っていただきたい」
「……何故……?」
コウキ達の味方をするなら俺達を勝ち残らせるメリットは無い筈。
だが俺の警戒を含んだ視線にもヴァンさんは笑顔だった。

「――コウキには、不思議な力があります。
 ……コウキが貴方達を生かそうとするなら、私もそうします」
「――確かにコウキは脳みそから不思議だけどさ……。
 有難う御座います。今は教えてもらって、助けてもらっている身ですけど……。
 本心を言えば、今は味方でいて欲しいです」
「おや、案外素直に言うのですね」
「ええ。一応コウキとは従兄弟でして。
 血筋的に我侭だけは遺伝してるんです」
「はははっなるほど、確かに我侭と言い換えればそうですね」
ヴァンさんはそういって前の道に向き直る。
銀色の髪が揺れて綺麗にサラサラと動いた。
「――コウキの頼み分があります。
 ですから今は借りてきた猫だとでも思っていてください」
ヴァンツェ・クライオンは歩き出す。
きっと大人しくしているという意味だ。
ああ、でも無駄に触ると引っ掻くという意図も篭っているのだろうか。
何れにせよ俺も気を抜くなって、ことだろう。
俺は脳みそが限界に達してフラフラしているティアの背中を押してその後に続くことにした。



何も無い部屋にたどり着く。
本当に何も無い。
ただここに空間がありますよーというその壁と天井だけ。
「ここは……? 何か仕掛けがあるのでしょうか?」
ヴァンさんが慎重に踏み込んで部屋を見回す。
「何も無い……?」
それには俺も訝しく思って警戒しながら部屋に入った。
全員が入ったら扉が閉まるとかベタな事起きないよな……。

…………

「本当に何もありませんね」
ヴァンさんが天井を見上げながらそう言った。
トラップや他に仕掛け、そういったものが全く無い。
ただの四角い部屋だった。
「……どうしましょう」
「えっ?? えっ?? どうしたの?」
ティアがキョロキョロと俺とヴァンさんを見る。
「どうもしてないから困ってるんだよ……」
はぁ……ここで詰まるって事は他の道に引き返さないと――
そう思っていたとき、俺の耳に声が届いた。


『シェイル、オレあんまり二対多には向いてねーんだけど』
『なんだそのデカイ剣はやっぱり飾りか?』
『失礼な。一対多なら余裕なんだよ』
『なるほどな――では我は本体を叩くとしよう』


位置的にはほぼ同じ位置。
――俺たちには何も無い部屋だが……武人たちは戦っている……?
「どうかしましたか」
「――タケヒトがここで戦ってます……多分、ゾンビと……骨?
 ボスっぽいとか言ってる」
「ほう……」
俺の耳には『声』が聞こえるが『音』は聞こえない。
電話を傍受してるようなもんだ。
あとは内容だけで状況を判断するしかない。
恐らく戦闘だろう、小さな息遣いや、法術の術式が聞こえる。

『うお! 骨が見える!』
『見てるな! 手伝えタケヒト!』
『おう!』

なんだかタケヒトは結構余裕っぽいな……。


『術式:爆雷の暴劇<ラインクゥ・カウト・ホーイン>』
『……解放<バウント>!!』
……
……
『――ふぅ。終わったな』
『ああ』


「……? 終わった……みたいだ」
大きそうな術を使い終わった後、その台詞がでれば終わったということだろう。
タケ……何か……ヒントになる事言え。
俺の本音はそれだ。

『――さて、行くぞタケヒト』

シェイルという神子の声だ。
行くという事は道があるのかそっちには……?
俺はキョロキョロと部屋を見回すがやはり道は無い。


ガガガッッ!!


急に階段が降りてくる。
――丁度、彼らの戦闘が終わったタイミングで。
タケもその階段の方へ歩いて行っているのだろう、声が遠ざかった。
「――なんか……シンクロしてる……?」
「シンクロ?」
「丁度……タケ達がこの部屋のボスを倒したから道が現れたんだ。
 だから、シンクロしてるなって思って言ってみただけです」
「……なるほど。あながち間違いでは無いかもしれません」
「どうして?」

「ここは、貴方達に用意された試練の場なのですよ」

根本に戻ればそうだった。
俺達・・の試練。
――俺達四人が今ここを歩いている。
聞けばコウキや四法さんも同じようにこの現象に驚いて居る。

つまり……俺達四人は平行する空間の、違う迷路を、同時に進まなければならないのだ。

この仕組みに気付けたのは俺が皆の声を聞けて、ここにヴァンさんに尋ねる事ができたから。
当然他の人は誰もこのことには気付いていない。
全員の会話が必然的に俺の耳に入ってくる。



『やった! あたしの為に道が開いてくれたのねっ!!』
四法さんの声だ。
言っておくが、皆殆ど同時にここに来ていた。
タケだけが一番重要そうだったのでそっちに耳を傾けていただけの話。
『おお! ほらやっぱり俺のセクシーポーズが効いたんだって!』
『いやっそれは絶対有り得ない! アタシの運がいいからに決まってるじゃん!』
コウキとシルヴィアさんだ。好き勝手言ってるなみんな……。
それはタケチームの手柄だぞ。
『んなわけあるかい。またなんか変な仕掛け踏んだんやろ?』
ジェレイドさんだっけか……いい具合にツッコんで居る。
『そうですね。何か仕掛けがあったに違いません』
いい具合に肯定してるファーナ。
『割と無視された!?』
ショックを受けているコウキの声。
『……ふ、踏んでないよ!?』
『ドンマイ』
四法さんの踏んでないよに対していいタイミングでシルヴィアさんのドンマイが入った。
こいつら本当は一緒に居るんじゃないだろうか。
『ちょっと考えるなや……』
『……ルーが恋しいよ俺は……この遣る瀬無さに任せてモッフンモフンしたい』
『カゥ』
すればいいじゃないかと突っ込みたくなるほど声が近い。
「絶対一緒にいるよこいつ等」
『いないものは居ないのっとっとと進むよ!』
うおっ!
俺の言葉に反応が返ってきたのかと思って驚く。
『せやな。ルーメンもゆーとるし、次に行こうや』
タケに続いてコウキと四法さん達も次の階へと進みだした。



……凄いシンクロ率だな……。
クツクツと笑っているとヴァンさんとティアが不思議そうに俺を見ていた。
「何が聞こえているのですか?」
「ああ、何か天然のラジオみたいな感じです」
受信オンリーだし面白いし。
「らじお?」
ヴァンさんが首を傾げる。
ラジオは……そうか無いのかこっちの世界には。
たまに妙にこっちの世界の事情に詳しかったりするヴァンさんだからちょっと忘れていた。
「声を電波に変えて、受信して聞く事ができる機械の事です。テレビの声だけ版って感じです」
「ほう噂に聞くてれびの声だけ……ですか。便利なものがあるのですね」
ふむ、と興味深く頷いて新しい知識を詰め込むヴァンさん。
知識欲だけは絶えないらしい。

「ちなみにヴァンさんはどれぐらいチキュウの事を?」
「私が聞いているのは「てれび」や「けいたい」や「いんたーねっと」それとスポーツや政治の大まかなものです」
なるほど……多分テレビとか携帯が出るのは通信の不便さからだろう。
インターネットも然りで情報が瞬時に伝わる方法がこちらにはあんまり無いと見た。
「あとは馬車の変わりに鉄の箱? など良く分からないものも」
「車ですね。
 車はガソリンと言う燃料を燃やしてエンジンというピストンを動かし動力を得ます。
 そのピストンでギアを回して、動かすというのが大まかな仕組みです」
大分端折ったが。まぁいいだろうこの辺は適当で。
「ほう……それは興味深い」
顎に手を当てて面白そうに俺の話を聞いている。
機械文明的に育っていないこっちの世界ではロマンに欠けるな。
「ま、こっちの世界には必要ないですけど」
「む。貴方もウィンドと同じことを言うのですね」
凄く不服そうな顔でそんなことを言う。
「ウィンド?」
風?

「――……貴方と同じシキガミです。元ですが」

――元、シキガミ……!?
「その人は――!」
「シキガミとしての記憶は持っていません。
 私が一緒に旅をしていて覚えていた記憶を彼に言い伝えただけの形だけの記憶しか。
 コウキも戦いの結果を聞こうとしていましたが……。
 彼は生きていたが記憶が無い……。
 ……それだけが結果です」

要するに、何が起きたか。
何が起こるのかは聞けない。そういうことだ。
俺は一瞬の期待が大きかっただけに少し肩を落とした。
「そう肩を落とさないで下さい」
「……そう、ですね」
そうだ。ヴァンさんが悪いわけじゃない。
それにシキガミの道中の記憶はヴァンさんが知っている。
聞いてみても損はないはず。
それを聞いてみようと思った。



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